MUKU

BUSINESS
ビルマ原産の木材

RAW MATERIAL

チークは貴重な天然資源

ビルマは天然資源の宝庫であるとともに、その貴重な資源を守るため、幾つもの輸出禁止品目が定められています。例えば鉱物資源の金・ダイヤモンド・石油などがそれに当たります。チークはその中でも輸出が最も厳しい天然資源のひとつです。2014年4月以降、チークを含む丸太の輸出は禁止となりました。製材されたものか、フローリングなど、製品になったものであれば一部輸出可能なものもありますが、特別なライセンスホルダーでは無い限り輸出を行うことは出来ません。

MUKUが扱うチーク

MUKUは2013年4月よりカレン民族解放同盟(KNU)とチーク材の貿易を行ってきました。KNUは前年の2012年1月にビルマ連邦政府と停戦合意に署名しました。ビルマの少数民族武装勢力の中でも最大勢力であり、最も早く和平へと踏み出した民族でもあります。その完全且つ不可逆的な和平条約締結に向けて行われていた和平プロセスに基づき、MUKUは日本企業としては初めてKNUとの貿易取引を実施しました。その条約とはKNUが外資と直接貿易を行い、それにより得た利益から税金をビルマ連邦政府に収め、連邦政府はカレン族居住地域のインフラ整備を行うというものです。MUKUの貿易拠点はタイ北部のメーソートとムーイ川を挟んだビルマのミャワディにあります。ここは中国で言えば香港や深圳のような特別経済特区となっていて、合法的にビルマ政府とタイ政府のお墨付きを経てチーク材を始めとするビルマ特産の木材を輸出することが出来ます。

MUKUで取扱いが可能な木材にはチーク以外にカリン、タガヤサン、ピンカドなどがあります。その形状も丸太以外であればどのような形状でも取扱いが可能です。その中でも代表的なのが「LIVE EDGE SLAB」と呼ばれる大判の無垢耳付き一枚板です。MUKUでは常時30枚以上の一枚板をストックしています。その他、家具用、フローリング用の製材もご用意する事が出来ます。

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